頭の良い子は「単純な計算問題」の解法から違った 「答えを出すだけ」と「さらに工夫する人」の違い

「単純な計算問題」でもわかる頭の良い子の特徴
「頭が良い人の特徴ってなんだろうか?」という質問に対して、みなさんはなんと答えるでしょうか?
僕は毎年、何百人もの中高生に勉強法を教えています。その中には、今の段階ではまだまったく勉強していない子も、成績が悪い子もいます。
でも、そんな生徒たちの中でも、「この子なら、きっと東大に合格できるくらい成績が伸びるだろうな」という子は、簡単に見分けることができます。
その違いを見分けるポイントは、数学の問題の解き方を見ていればわかります。数学の問題を解いてもらって、生徒たちの取り組み方を観察していると「あ、この生徒はきっと、これから成績が伸びるだろうな」と見分けがつくのです。
たとえば、「11/5+3/8」という計算式があったとします。この式を計算するときに、みなさんはどう計算するでしょうか? おそらく、通分をして分母を40に直す場合が多いと思います。
=88/40+15/40
=103/40
このように計算をすることでしょう。たしかにこの計算に間違いはなく、この計算で答えを出せるのは素晴らしいことだと思います。
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