「平成女児チョコ」心が躍る"懐かしいレシピ本" 少女漫画やジュニア雑誌の付録にも登場した

著者フォロー
ブックマーク

記事をマイページに保存
できます。
無料会員登録はこちら
はこちら

印刷ページの表示はログインが必要です。

無料会員登録はこちら

はこちら

縮小

さて、令和の今に話を移そう。

平成後期になると「友チョコ」が流行り、恋人や好きな異性だけではなく、友人同士でチョコを渡すのも当たり前になった。また、チョコレートだけではなく、チョコレートを包むラッピングなど、それぞれこだわって楽しんでいた。

しかし現在では、友チョコや義理チョコは、食品アレルギーの問題や、経済面、チョコレートをもらう・もらわない子の差別が生まれるといった理由で、学校で問題視されるケースもあるようだ。

令和では「ちいかわ」などキャラ本も人気

さまざまな事情がありながらも、平成女児チョコがバズったように、小学生、そしてあの頃小学生だった大人たちも、チョコレートなどのお菓子作りを個々人で楽しんでいる。

平成では雑誌の付録が人気だったが、いまでは「ミラクルシリーズ」(西東社)の中の小学生向けのクッキング本や、ちいかわなどキャラクターのレシピ本も人気を集めている。

平成女児チョコ
『ミラクルハッピー はじめてのお料理レシピDX』、『ときめき お菓子レッスン』など、令和にも子供が楽しめるクッキング本がある(写真:筆者撮影)

「平成女児チョコ」は、「映える」とは少し違うかもしれない。けれども、あのどこか初々しい手作り感は、やはり心に響くものがある。

ただチョコを溶かして固めただけの、簡単な「平成女児チョコ」。改めて、当時を思い出して作ってみるのもいいかもしれない。

Tajimax ライター・コレクター

著者をフォローすると、最新記事をメールでお知らせします。右上のボタンからフォローください。

たじまっくす

東京都出身。2018年からSNSを中心に90年代〜00年代の平成ガールズカルチャーを紹介している。『オリコンニュース』『現代ビジネス』『ビジネスジャーナル』などで平成ガールズカルチャー関連のインタビュー取材ほか、「アーバンライフメトロ」などのウェブサイト、「クイック・ジャパン」に寄稿。90年代〜00年代の平成ガールズカルチャーのコレクターでもあり、古雑誌をメインに膨大なアイテムを所有している。

この著者の記事一覧はこちら
ブックマーク

記事をマイページに保存
できます。
無料会員登録はこちら
はこちら

印刷ページの表示はログインが必要です。

無料会員登録はこちら

はこちら

関連記事
トピックボードAD
ビジネスの人気記事