「もちろん、いい気はしないが、それでも会社のこと、自分のことを気遣ってくれる社員らもいるのも事実。せっかく自ら育て思い入れのある人材でもあるので、どこかでつながっていれば、将来、ミャンマーの国が正常化して、弊社も事業が大きくなれば、一緒に働ける機会がやってくるのでは」と新谷社長は将来を見据えています。
外国人への先入観はいらない
「外国人は?」「中国人は?」「ベトナム人は?」と一括りにして語られることが多いですが、「日本人は?」と一括りにすることが難しいように、それぞれの国には宗教や文化的背景からくる特徴がありますが、個人は人それぞれです。
それなのに、外国人の話題になると、先入観から、何となく一括りにして相手のことをわかろうとしない傾向があるように感じます。問題を解決するためには、お互いが違うという前提をまず受け入れ、そのうえで、その違いを「コミュニケーション」を通して理解し合うことが重要です。
個人同士で体験すると、相手の魅力的な一面に気づくことができます。お互いの違いを理解し合う関係こそが多文化共生において大切であり、さらに日本の文化を伝え理解してもらうことが、「海外に選ばれる日本」への第一歩ではないでしょうか。
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