「若手はお笑いに集中すべき」に縛られない生き方 ムームー大陸・山﨑おしるこが見つけた"未来"

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私の場合は、SNSで発信することが多いです。誰かに見てもらえたり、反応をいただいたりするとやっぱりうれしいし、モチベーションにもなる。だから、なるべく多くの人の目に触れる場所に出すことを意識しています。

(写真:洞澤 佐智子(CROSSOVER))

M-1で優勝する芸人も、絵本を出せる芸人もすごい

芸人をやりながらイラストのお仕事やバンドのボーカルもできている今は、本当に楽しくて仕方がないです。

もしも「芸人を辞めよう」と思っていたあの頃に、「若手は本業だけに集中すべき」っていう固定観念を捨てられてなかったら、夢だった絵本を出版することもなかったんじゃないかな。

やることを抱えすぎて「あー」ってなるときもありますよ。でも、そういう日を含めても、落ち込んでた頃と比べて今の方が心が健康だし、自分らしく生きられてるなって感じてます。

だから、もしも今、自分の本業以外にもやりたいことや挑戦したいことがある人は、まずは1回やってみてほしい。本当に“やったもん勝ち”だなと思います。

新しいことを始めるのって不安にもなると思うんです。でも、想像したときにちょっとでもワクワクするなら、絶対にやってみた方がいい。心が躍ることの方が、成功する確率は高いと思うから。

(写真:洞澤 佐智子(CROSSOVER))

出るくいを打ってくる人もいるかもしれないけど、そういう人って、大抵は自分がやりたいのにやれていない人なので、気にしなくて大丈夫。

そしてやってみたことは、なるべく多くの人に見てもらう。私は今年で30歳になるけど、20代のうちに歌や絵など、自分ができることを発信してたから、それを見た人たちから声を掛けてもらえた。

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