「若手はお笑いに集中すべき」に縛られない生き方 ムームー大陸・山﨑おしるこが見つけた"未来"

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想像したときにちょっとでもワクワクするなら、絶対にやってみた方がいい。心が躍ることの方が、成功する確率は高いと思うから(写真:洞澤 佐智子(CROSSOVER))
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「副業したい」

「新しいプロジェクトにチャレンジしたい」

「新しいスキルを身に付けたい」

社会人経験の浅い若手がそんなことを口にすると「まずは本業に集中しなさい」なんて言われてしまうことも。

自分自身もまた、「あれこれ手を出すと全部中途半端になるかもしれないしな……」と一歩を踏み出せない。やりたい気持ちとのはざまでモヤモヤしてしまうことはあるだろう。

念願の絵本作家デビュー

本記事はWoman type(運営:キャリアデザインセンター)からの提供記事です。元記事はこちら

そんな迷いを吹き飛ばすように、20代のうちからやりたいことにがんがんチャレンジしているのが、お笑いコンビ「ムームー大陸」の山﨑おしるこさんだ。

本業の芸人活動に加え、イラストレーターやバンドのボーカル、ハンドメイド作家などマルチに活動する彼女は今年、念願の絵本作家デビューまで果たした。

「絵も歌も、芸人としての武器になってる」と笑顔を見せる山﨑さんだが、「若手だし、本業のお笑いに集中すべきなんじゃないかと迷うことは何度もあった」と語る。

彼女はどのような葛藤をへて、自分らしい生き方を手にしたのだろう。

実は、大学を卒業する直前まで芸人になるつもりはなかったんです。だから大学生の頃は、他の同級生と同じように就職活動をしてました。

歌舞伎の大道具を製作する会社に行きたくて大阪芸術大学に入ったんですけど、いざ就活を始めたら、新卒を募集してなくて。違う企業から内定をもらったものの、卒業が近づくにつれて「ここで働きたいわけじゃないな」という思いが膨らんでいきました。

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