自分を追い詰めていた「思考のクセ」に気付く方法 心のメガネは何才からでもかけ替えられる
人はそれぞれ思考のクセを持っています。ノートを使った内省手法を実践・提唱する山田智恵さんは、「私たちはそれぞれ“自分のメガネ”をかけて出来事を見ている。そのメガネは自分の意思でかけ替えることができる」と言います。
※本稿は山田智恵著『最高の未来に変える 振り返りノート習慣』から一部抜粋・再構成したものです。
同じ出来事でも捉え方は人それぞれ
自分に起きた出来事や自分自身について考えたとき、人によってその捉え方は違います。同じ出来事を体験したときに、ある人はいい出来事と感じても、別の人は悪い出来事と感じることもあります。
日々の出来事や心情を記したノートを振り返ると、なぜ自分がそのような捉え方・感じ方をしたのか、自分の認識・主観を生み出しているものが見えてきます。
この話をわかりやすくするために、メガネにたとえて説明します。
① メガネをかけていること自体を知る
大前提として、私たちは、それぞれ「自分のメガネ」をかけて出来事を見ています。
有名な話ですが、砂漠でコップの水が半分になったとき、どう感じるでしょうか。
「良かった! まだ半分残っている!」と思う人もいれば、「残念だ。もう半分しか残っていない!」と思う人もいます。
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