ネタでは人の手をかけて、入店・注文・会計など、それ以外では徹底してデジタルを貫く。
日本の漁業が危ない。生産量はピークから7割減。輸入金額も増え、海外勢に買い負けている。一方、魚を獲りすぎず、資源を安定させなければ漁業の未来はない。
『週刊東洋経済』6月1日号の第1特集は「全解剖 日本の魚ビジネス」。われわれは魚をいつまで食べられるのか。
──今期は連続増収増益見込みと好調です。競合の回転ずしと比べた強みは何ですか。
われわれがいちばん大事にしているのは、「味」へのこだわり。それを実現するためには2つの要素があって、店舗のオペレーションと素材のよさだ。
店舗では切り付けなど人の作業を残している。生産性だけを考えたらセントラルキッチンを使うなど、いろいろなものを作り置きしておくことで、人手を減らすことはできる。が、おいしいものを提供するには、出来たてであることがネタそのものよりも大事だ。
人手を減らそうと思えばいくらでもできるが、それをやらないことへのこだわりを最も残している。
この記事は有料会員限定です。
ログイン(会員の方はこちら)
有料会員登録
東洋経済オンライン有料会員にご登録頂くと、週刊東洋経済のバックナンバーやオリジナル記事などが読み放題でご利用頂けます。
- 週刊東洋経済のバックナンバー(PDF版)約1,000冊が読み放題
- 東洋経済のオリジナル記事1,000本以上が読み放題
- おすすめ情報をメルマガでお届け
- 限定セミナーにご招待
トピックボードAD
有料会員限定記事
無料会員登録はこちら
ログインはこちら