なぜ哲学は多くの人が挫折する学問なのか? 初心者でも哲学のいろはがわかる学び直し法

著者フォロー
ブックマーク

記事をマイページに保存
できます。
無料会員登録はこちら
はこちら

印刷ページの表示はログインが必要です。

無料会員登録はこちら

はこちら

縮小

ちなみに私ネオ高等遊民も哲学書の読書会をよくやっています。その経験から、読書会へ参加するにあたっての心構えやコツを挙げるとすれば、次の2つです。

①一定期間にわたって複数回参加する

②質問や考えを1回でいいから発言する

①は、当たり前のことですが意外とできません。継続的に参加するのがやはり大切です。そして、②ですね。聞くだけではなく参加するということです。どんな的外れな質問だとしても、やはり自分なりに理解することが大切です。それには発言することが効果的です。発言するだけでなぜか記憶にやたら残るので、ぜひ発言しましょう。

次はライブ感のある学び方を紹介します。

対話:哲学対話や雑談を聞いてみる

これは、いわゆる哲学カフェへの参加だったり、YouTubeやSNSでの生配信を聞いてみたりということです。トピックが限定されていますし、トークには無駄話も多いでしょう。ですから、これまで述べてきた勉強的な学びにはならないのですが、誰かが哲学に関することを生き生きと話しているのを目撃するという経験は、自分の学習意欲を刺激してくれることがあります。

しかもオンライン上なら気軽に視聴・参加できますから、タイミングが合えば、いわゆる「作業用BGM」的につけっぱなしにしておいてもいいでしょう。

特に対話や配信では、参加者を集めるために、生活や身近な問題をテーマにすることが多いです。そういう話題から、哲学にどう話がつながるのかを考えてみることができます。

関連記事
トピックボードAD
キャリア・教育の人気記事