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通販ビジネスは"九州"が強いといえる意外な事情 地方の企業が都心の企業と徹底的に違うところ

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  • 荻原 猛 株式会社ロケットスター代表取締役社長CEO
  • 北川 共史 ソウルドアウト株式会社 専務取締役 COO
  • 真野 勉 株式会社SUPER STUDIO 取締役 CRO
  • 山口 拓己 株式会社PR TIMES代表取締役社長
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都心ではどんどん提案をするほうが喜ばれる傾向がありますが、地方の企業に同様の姿勢で臨むと、少し押しが強いと思われてしまうことがあります。まずは、どんなことに困っているのか、どんなことを目指しているのかを聞く。そのうえで、こちらからの提案をするようにしています。

地域の関係性に関する情報は、もちろんインターネットにはありません。

自分たちが行って、聞いて、教えてもらうことでしかわかりません。ある地域でビジネスをしようと考えた際、そこには、いま関わっている人たちがいる。その地域に根強くある文化や歴史がビジネスにも影響してくる。この背景を知らなければ、うまくいきません。

地方から「顧客との寄り添い方」を学ぶ

地方でビジネスを展開するとき、ソリューションはもちろんのこと、同時に継続的なサポートも求められました。

「ちゃんと面倒見てくれるのか?」「システムを導入した後も寄り添ってくれるのか?」。顧客のアフターケアが大切なのは全国どこでも変わりませんが、都心部に比べて地方では特に強く要求されたポイントです。

この背景には、その企業の人たち自身が、商品とお客様の触れ合いを重要視していることがあると思います。地方の企業はお客様に寄り添う姿勢が強い。これは本当に強く感じています。

福岡のある企業では、コールセンターに力を入れて成長しています。顧客を引きつけているのは、もちろん商品の魅力もありますが、コールセンターの担当者の方の力も大きくあります。

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商品について問い合わせがあった際に世間話をしたり、ときには人生相談に乗ったりすることもある。そうして「○○さんに勧められたから」と定期購入される方もたくさんいらっしゃるといいます。

こうした話は、都心であれば非効率だと捉えられがちです。「1人のお客様に時間をかけてもしょうがないでしょう」といった話になってしまう。しかし、人と人との触れ合いを大事にする、この考え方こそが、ビジネスに差を生んでいるという部分もあると思います。

地方の農家さんからお米を買ったらほかの野菜がついてくる、といったサービスもありますが、これは「美味しい野菜を食べてもらおう」「買ってくれてありがとう」といった気持ちから始まったものでしょう。こうした姿勢が、電話やインターネットを介していても、深いつながりを生んでいきます。

本来ビジネスというものは、そこに人の想いが乗るものです。その原点に立ち返り、人との深いつながりを築く大切さを、都会のビジネスパーソンや経営者は学ぶべきではないでしょうか。

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