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入社してすぐ「モチベーション落とす」新人のナゼ 「褒める」ことよりも100倍大事な「存在承認」

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  • 横山 信弘 アタックス・セールス・アソシエイツ 代表取締役会長
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したがって上司は、

「最近の若い子のモチベーションを上げるには、どうしたらいいのか?」

に頭を悩ませるべきではない。最近の若い子でなくても、人それぞれだからだ。

そこで役立つ理論が、「ハーズバーグの二要因理論」だ。このクラシカルな理論、フレームワークは、上司と部下との関係のみならず、夫婦や子どもとの関係を良好にするうえでも、とても役立つ。ぜひ覚えてほしい。

ハーズバーグの二要因理論を活用しよう!

それでは、ハーズバーグの二要因理論を軽く解説する。二要因理論の「衛生要因・動機付け要因」の意味は、以下のとおり。

・衛生要因:満たされても満足しないが、満たされないと不満を覚える
 (例:会社の方針と管理、上司との人間関係、労働条件、個人の生活……など)
・動機付け要因:満たされると満足するが、満たされなくても不満ではない
 (例:達成、承認、仕事そのもの、責任、昇進、成長……など)

重要なのは、断然「衛生要因」だ。わかりやすい例を書こう。

どんなに好きな仕事に就いたとしても、会社の方針がおかしかったり、上司との関係がギクシャクしていたり、個人の生活を脅かすほど労働条件が悪かったりすると、ほとんどの人は不満を抱く。そんな状況で、たまに

「君はすごいねえ。頑張ってるよ」

と褒められても、満足するのは一瞬だけ。モチベーションが上がったり、やる気になったりするのは、そのときだけで長続きしない。

「君がやりたいことは何だ? 今後のキャリアについて話し合おう」

このように、キャリアの相談をされても心は動かない。日ごろから正しいマネジメントをされてもいないのに、時折部下の承認欲求を満たそうとしたり、やる気を上げようと動機付けばかり考えても心に響かないのだ。

夫婦仲を考えたら、わかりやすいか。

仕事で出張へ行く。飲み会で遅く帰る。週末は接待ゴルフ。なかなか家族の時間を確保することができない。そのため、誕生日やクリスマスのときだけ、「日ごろの罪滅ぼし」で高級レストランを予約したり、高価なプレゼントをしても、良い関係は続かない。

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