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ライフ #花嫁を探しに、世界一周の旅に出た

TVマン見た「絶滅危惧種と暮す民族」驚く日常(前) インドと中国の境界線「最果ての村」を目指す

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ピンバレー方面へのバスの時刻表(写真:筆者撮影)

スピティ地区は政治的にはインドに帰属しているが、ヒマラヤの山々で隔離されたことで、インドや中国からの影響が少なく、伝統的なチベット文化が、今もなお色濃く残っていると聞く。

この旅で、その文化や風習・生活様式などを観察してみようと思った。

長年、珍しいものを追い続けてきたTVディレクター特有の嗅覚が働きだす。

昭和のようなバスに、戦前の日本人?

スピティバレーはインド北部にある
カザの観光案内所にあるスピティ地区の地図(写真:筆者撮影)

バスは昭和の日本で使用されていたような型の、かなり老朽化した大型車だった。谷底ギリギリの狭い1本道を走るのだから小さなバンが来るだろうと予想していたので、その大きさに少々驚いた。

車内に座る人々を見渡すと、女性が7割を占める。着ている衣服などから察するに、働いている女性たちに違いない。

その風貌は、いつか写真で見た「戦前の日本人女性」のようだ。

真っ黒に日焼けした顔に、もう少し、厳しさとたくましさを加えたような感じ。自然を相手にしている農民や漁師たちに宿る、人間本来のナチュラルな美しさが滲み出た、とてもいい表情をしている。

バスの内装は相当古びていて、モスグリーンの塗装が施されているが、老朽化のせいで所々ペンキがはがれ、鉄が剥き出しになっていた。

まるで、映画で見たアメリカの刑務所の囚人輸送バスを彷彿とさせる。

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【異国情緒漂うバスの車内】

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