「仕事デキない東大生」学歴のために犠牲にした事 社会人として身に付けたい「大事な3つの要素」

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高学歴の人というのは、①専門家としてのスキルが高い人が多いです。英語が話せる・専門的な知識がある・文章を書くスキルが高い、などの、履歴書や面接で測れるような能力を兼ね備えている人が多いです。

では、②と③はどうでしょうか?

②の労働者としての能力は、「社会人スキル」と言われるようなものです。上司が指示をしたときに、すぐにそれに従ってくれるかどうか、レスポンスが速いかどうか、などですね。

③の同僚としての能力は、「対人スキル」とでも言うべき能力ですね。

要するに、仲間としてやっていくときに、気持ちがいい人かどうか、です。協調性がなくて、周りに合わせてくれなかったり、過度に攻撃的な人は、どんなに能力が高くても一緒に働きたくはないですよね。

一緒に仕事をやっていく同僚として、周りと合わせる能力は必須です。専門家としてどんなに優れていても、社会人スキルや対人スキルが欠けていると、仕事をするうえで「いい人材」にはならないのです。

AとBの伝え方、どちらが正しいか

例えば、こちらをご覧ください。

Aパターン「こちらの案件、進捗はどうですか。」
Bパターン「こちらからリマインドの連絡ができておらず、申し訳ありません。こちらの案件、進捗いかがでしょうか? お忙しいと思うのですが、ご連絡お待ちしております。」

どちらも、「上司から連絡が来ていないときのリマインド」の連絡です。おそらく、上司のほうで確認ができておらず、滞ってしまっていた案件なのでしょう。

Aパターンは、仕事としては間違っているわけではなさそうです。この連絡が来たらみなさんも、「もうちょっといい言い方があるのでは?」と感じるとは思いますが、間違っているわけではありません。英語の試験問題で「上司への連絡を英語で書きなさい」という問題があったときには、Aパターンは正解になります。専門家としては、間違っているわけではなさそうです。

とはいえ、おわかりだと思いますが、Bパターンのほうが、コミュニケーションが円滑になりますし、一緒に働くうえでは気持ちがいいですよね。

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