水原氏解雇は想定外?大谷翔平インスタの影響力 フォロワー伸びた3つの時期、関係者も上昇
ユーザーローカルのSNS分析ツール「ソーシャルインサイト」で大谷選手のアカウントを分析したところ、この1年でフォロワーが大きく伸びているタイミングは3度あった。2023年3月、2023年12月、そして2024年3月だ。
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2023年3月は、侍ジャパンに合流するために日本に向かうことを報告した1日の投稿を皮切りに、26日までWBC関連の投稿を10回以上行っている。
それまでの3年弱で29回しか投稿をしていないことを考えれば頻度がかなり上がっており、しかもほかの選手もしばしば登場するなど、試合の裏側の雰囲気がよく伝わってきた。
侍ジャパンのメンバーたちも大谷選手と一緒に映った写真をタグ付けして、自身のアカウントに投稿しており、侍ジャパンの快進撃も追い風に飛躍的にフォロワーが伸びた。
侍ジャパンの一員で、今シーズンからドジャースに移籍して大谷選手のチームメイトとなった山本由伸選手のアカウントを見ても、WBCの押し上げ効果が相当なものだったとわかる。
大谷選手に話を戻すと、大谷選手のフォロワー数急増の次のタイミングは、歴史的な超大型契約となった2023年12月のドジャースへの移籍発表だ。デコピンと名付けられた犬を飼い始めたのも同時期で、幅広いフォロワーを獲得したと推察できる。
そして3回目の急伸は、言うまでもなく2024年2月29日の結婚だ。インスタで結婚を発表した日から3日間で約50万人フォロワーが増え、妻と一緒に写った写真を(24時間で投稿が消える)ストーリーに投稿した日には、15万人のフォロワーを獲得している。
大谷選手のプライベートは、その情報の“発信権”を持つ個人アカウントにも大きく影響している。
水原氏のフォロワーも増えている
通訳の水原氏は、2019年7月以来投稿数は7回にとどまるが、フォロワー数は40万人を超える。大谷選手とドジャースが2024年3月15日に投稿した夫妻ツーショット写真に、水原氏も夫妻で写っていたためか、2024年3月15日から16日にかけてフォロワー数の伸びが鋭角化している。
大谷結婚効果をより顕著に受けているのは、ドジャース専属カメラマンのジョン・スーフー氏のアカウントだ。
韓国に向かう機内や球団パーティの様子を独占的に投稿し、大谷夫妻の写真が複数含まれていることから、3月15日以降1週間で6万人以上のフォロワーを獲得している。テレビ局などはスーフー氏の投稿をもとに、大谷選手の妻が着ている服やバッグについて特集した。
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