高水準の賃上げ、新藤経済再生相「心強い」と歓迎 「5.28%」はみんなうれしくなる数字

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橋下徹、新藤義孝、後藤達也
春闘の賃上げ率が33年ぶりに5%を超えるなか、新藤義孝経済再生相が高水準の賃上げについて「みんなうれしくなる数字だと心強く思う」と歓迎した(写真:FNNプライムオンライン)
春闘の賃上げ率が33年ぶりに5%を超えるなか、新藤義孝経済再生相が17日、フジテレビ系『日曜報道 THE PRIME』(日曜午前7時30分)に出演し、高水準の賃上げについて「みんなうれしくなる数字だと心強く思う」と歓迎した。

賃上げ率33年ぶり5%超え

一方、日本銀行が近くマイナス金利を解除するとの観測があることについては、「日銀として様々な経済指標やデータを見て、そのなかで最適の決断をするのではないか」と述べた。

FNNプライムオンライン「日曜報道 THE PRIME」(運営:フジテレビ)の提供記事です

また、政府のデフレ脱却宣言の時期を問われ、「本当に心強い動きがいくつも出ている」としたうえで、「33年ぶりの賃上げもあるし、株価も史上最高と。そういうなかで、これは後戻りしない状態で、きちんと社会通念として定着するかが重要になる」との認識を示した。

番組コメンテーターの橋下徹氏は、マイナス金利の解除に関し、「中小企業の価格転嫁も消費拡大もこれからというときだから、日銀の判断はもう少し後でもよいのではないか」と持論を述べた。

これに対し、経済ジャーナリストの後藤達也氏は、「長い目で見て経済が安定的に成長するという観点では、このタイミングでマイナス金利を解除するのは悪くはないのかなと思う」と述べた。

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