なぜ「フルスタックエンジニア」が必要なの?

この業界の人手不足が終わらないワケ

この業界、なぜかいつも人が足りません。

とくに最近の人材不足はとても深刻です。「システムエンジニアをやっています」と自己紹介をすると、ほぼ、「お仕事大変そうですね」という感想がかえってくる業界です。リリースに追われて、夜中まで働いているイメージがあるので、それが人気のない理由かも知れません。

さて、ぼへちゃん、プロジェクトの発注先の社長さんに呼ばれて人員を補充して欲しいとの要望をききました。

「どんな人材が必要なんですか?」

「要件定義から設計までできて、データベースの設計も運用もできてビッグデータ解析もできて、フロントエンドから、バックエンドまで精通している人を補充してください。しかも精神的に忍耐強い人にしてください。すぐに辞めるような人は困ります」

要するに、なんでもできて、しかも苦しくても働き続ける人が欲しいようです。この社長の気持ちはわかりますが、すぐ辞めちゃうのは、エンジニアの性格の問題ではなく、プロジェクトに問題があるのです。

「フルスタックエンジニア募集!」という募集方法、たしかに一時期ありましたね。そんなになんでもかんでも要求して、しかも精神的にタフな人を求めているから、人材不足が続くのです。

ビジネスの人気記事
トピックボードAD
関連記事
  • ブックス・レビュー
  • スナックが呼んでいる
  • 競馬好きエコノミストの市場深読み劇場
  • インフレが日本を救う
トレンドライブラリーAD
  • コメント
  • facebook
0/400

コメント投稿に関する規則(ガイドライン)を遵守し、内容に責任をもってご投稿ください。

アクセスランキング
  • 1時間
  • 24時間
  • 週間
  • 月間
  • シェア
トレンドウォッチAD
頭脳争奪<br>中国が仕掛ける大学戦争

国の未来を左右するのは優れた頭脳。大国化した中国は今、その受け皿となる世界トップレベルの大学をつくることに驀進中だ。1つの象徴が深圳(しんせん)の南方科技大学。教育強国となった中国の戦略と、受けて立つ日本の危機感が浮き彫りに。