なぜ「フルスタックエンジニア」が必要なの? この業界の人手不足が終わらないワケ

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この業界、なぜかいつも人が足りません。

とくに最近の人材不足はとても深刻です。「システムエンジニアをやっています」と自己紹介をすると、ほぼ、「お仕事大変そうですね」という感想がかえってくる業界です。リリースに追われて、夜中まで働いているイメージがあるので、それが人気のない理由かも知れません。

さて、ぼへちゃん、プロジェクトの発注先の社長さんに呼ばれて人員を補充して欲しいとの要望をききました。

「どんな人材が必要なんですか?」

「要件定義から設計までできて、データベースの設計も運用もできてビッグデータ解析もできて、フロントエンドから、バックエンドまで精通している人を補充してください。しかも精神的に忍耐強い人にしてください。すぐに辞めるような人は困ります」

要するに、なんでもできて、しかも苦しくても働き続ける人が欲しいようです。この社長の気持ちはわかりますが、すぐ辞めちゃうのは、エンジニアの性格の問題ではなく、プロジェクトに問題があるのです。

「フルスタックエンジニア募集!」という募集方法、たしかに一時期ありましたね。そんなになんでもかんでも要求して、しかも精神的にタフな人を求めているから、人材不足が続くのです。

ぼへぼへ 某エンジニア

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Bohebohe

とあるWeb企業で働くインフラエンジニア。販売、営業、OLなどを経て、エンジニアに転向。SIerからエンジニア人生を始めて、現在はWeb系で働く。ベテランかと思いきや、ぼへぼへとしてたら年数経ってただけの中の人。だんな君もエンジニア。

 

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