「新環境でのビクビク」怯える人が使える簡単テク 自己肯定感をアップするための毎日の習慣
私のそんな行動を見ると、たいていの人が「やっぱりA型だね」と言うのですが、これこそが「A型は几帳面である」という確証バイアスです。一方で、私はモノを片づけるのが得意ではありません。
使ったハサミをそのまま放置することは日常茶飯事。車の鍵もしょっちゅう行方不明になっています。
ですが、これは血液型占いで言うところの「A型は几帳面」には当てはまらないので、「片づけが苦手」という印象を持たれることはあまりありません。
このように、日常のいたるところで確証バイアスが働き、人の脳は自分の思い込みとは逆の情報や、自分に不利な情報を受け取らないまま過ごしています。
悪口というのは、たいていが自分の予想外のシーンで起こるもの。脳は自分に不利な情報は受け取らないようにプログラムされているので、プログラム外のことがあると、バグが起きて思考停止してしまうのです。
では、悪口を言われて思考停止になってしまったとき、そこから自力で抜け出すためには、どのような考え方を身につければよいのでしょうか。
人の価値は悪口や他人からの評価で左右されるものではない
私は、三重県内の中学や高校で講演をすることがあります。そんなとき、必ず披露する鉄板ネタがあります。おもちゃの1万円札を用意し、生徒さんに尋ねます。
「みんな、この1万円札が本物だとしたら、欲しい?」
ノリのいい生徒さんがいると、「欲しい!」「課金する!」「何か買う!」と口々に答えてくれます。
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