『有機農法で育てた小麦を、職人さんが手作りしたパンを食べたい』
という嗜好が『良いもの』とされ、そこに訴えるようなマーケティングが行われている。その手の商品は割高だったり、入手しづらいためにスーパーやコンビニの商品を買っている人もいるでしょう。
僕は、
『工場で作ったパンは人間の叡智!!』
と思っているし、
『化学調味料や人工甘味料には知的な刺激とロマンがある!!』
と思っているけど、どう考えたってそういう人のほうがマイノリティーじゃないですか? 陰謀論やスピリチュアルで言われていることって、意外とみんなが納得するような価値観が多いんですよ。
『日本を大事にしよう・好きになろう』
『グローバル企業の力を弱めて、所得格差をなくしていこう』
『合理主義一辺倒ではなく、人としての愛が大事』
とか、根本の考え方だけ聞いていたらまともなことが多いんです。価値観自体が少数派というわけではありません。
僕のように科学技術が好きだったり、
『一見良い話でも、デマだったら全部台無しですよね』
と考えるタイプの人はあまりいないし、共感もしてもらえない。
そうなってくると批判側が劣勢です。価値観的にはこちらのほうが反社会的かもしれないとよく思います」
誰でもハマる可能性がある
陰謀論やスピリチュアルの界隈は、当たり前にみんなが求めていること、
『平等』
『健康』
『透明性』
などを強く訴えてくるという。
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