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人間関係を狂わせかねない「陰謀論」3つの実例 コロナ禍をきっかけに婚約者の人格が変わった

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身近にいる誰もが不安や不信感によって陰謀論に陥る。

(イメージ写真:Ystudio/PIXTA)

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孤独死や陰謀論が社会問題化している。その背後にあるのが、日本社会で深刻化する個人の孤立だ。本特集では、身元保証ビジネスや熟年離婚、反ワク団体など、孤独が生み出す諸問題について、実例を交えながら掘り下げていく。

影の政府が裏で世界を操っている──。そんな陰謀論はファンタジーに通ずる魅力を秘める。頭の中で空想を巡らすのは面白いものだ。

だが、頭の中にとどまらず、現実を生きる人々に影響を及ぼし始めたらどうなるか。

一例が、2021年1月に起きたアメリカ議会襲撃事件だった。「影の政府ディープステートと戦っている」と語るトランプ氏の発言を鵜呑みにする人々が、選挙不正を訴えて議会を占拠した。

事件は大きなニュースとなって世界中を駆け巡った。日本国内でも陰謀論が騒動を招いている。

社長が陰謀論に影響

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