絵本「ぐりとぐら」に登場するカステラのような、優しいたまご色の分厚いパンケーキと、宝石箱のようなカラフルなソーダ。大人もワクワクするような朝ごはんは、見ているだけで胸が躍ります。
ちなみにこちらのパンケーキ、注文時に「今からメレンゲを泡立てて焼きますので、20分ほどかかりますがよろしいですか?」と、確認が入るほど時間がかかります。
サッと食べてサッと出かけたい時には、超絶に不向きではありますが、逆に言えばこのパンケーキは優雅な朝食の証しなのです。
口の中で消えるふるしゅわパンケーキ
食べてみて驚いたのが、パンケーキの柔らかさです。石鹸の泡のようなきめ細かさで、想像よりもはるかに儚い。
リコッタパンケーキの朝食は、以前当コラムでも登場した「bills」が有名ですが、あちらがねっちりもっちりとヘビーな食べ応えなのと比べると、軽やかでまるで別物です。
(関連記事:billsの「3600円モーニング」が正直予想と違った)
「こんなにでっかいホットケーキ、お腹いっぱいになっちゃって食べきれないのでは?」という不安をいい意味で裏切る、ふるしゅわ感。
メニューにも「一口食べたら泡雪の様にすっと消えてしまう。むさしの森珈琲でしか味わえないふわっとろなパンケーキ」と記載がありますが、まさにその通りの仕上がりです。
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