業績不振・イタトマ「680円朝食」の超正直な感想 バブル世代おなじみの店でモーニングを食べてみた

✎ 1〜 ✎ 92 ✎ 93 ✎ 94 ✎ 95
著者フォロー
ブックマーク

記事をマイページに保存
できます。
無料会員登録はこちら
はこちら

印刷ページの表示はログインが必要です。

無料会員登録はこちら

はこちら

縮小
カフェイタリアントマト
カフェイタリアントマトのモーニングセットは開店から朝11時まで(筆者撮影)
喫茶店やレストランが、朝の時間帯にドリンクやトーストなどのメニューを割安価格で提供するモーニングサービス。名古屋の喫茶店が始めた文化とされていますが、最近では大手外食チェーンも数多く提供しています。
そんなチェーン店の外食モーニングをこよなく愛するライター・ブロガー、大木奈ハル子さんがお届けする本連載。第95回となる今回、訪れたのは「イタリアントマト」です。

ファストフードに牛丼チェーンにファミリーレストラン。カフェに焼き肉に立ち食い蕎麦にドーナツショップ。飲食チェーンがひそかにしのぎを削っているジャンル、それが朝メニュー、いわゆる「モーニング」ってやつです。

今回は、パスタとケーキが人気のカフェチェーン「イタリアントマト」のモーニングをご紹介します。

1980年におしゃれなお店として「イタトマ」の呼び名で一斉を風靡した、バブル世代にはお馴染みのブランドですが、ここ10年ほどはカフェ業界の競争激化によって業績不振にあえいでいます。2018年時点では国内に218店あったのが、2023年11月末には109店舗と、5~6年ほどで半減してしまっているのです(他に海外店舗もあります)。

とはいえ今でも、28都道府県に100店舗以上の系列店(ケーキショップ等も含む)を展開中。ということで、足を運んでみました。

イタリアントマトの朝メニューは、古き良き喫茶店モーニングの系譜

イタリアントマトの朝メニュー「イタトマモーニング」の販売時間は、開店から午前11時までです(一部店舗では実施なし)。

【画像20枚】「数年で半減」「赤字でキーコーヒー・バンダイナムコが売却へ」…。イタリアントマトの「680円モーニング」はこんな感じ
次ページ「イタトマモーニング」は全部で4種類
関連記事
トピックボードAD
ビジネスの人気記事