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「辞められても困らない部下」が抱える重大な問題 教育コストがかかる若者を採用したくない本音

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  • 横山 信弘 アタックス・セールス・アソシエイツ 代表取締役会長
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「なかなか主体的に動けないようで」

と呆れている場合ではない。上司は部下に「深刻な病気だ」と伝える義務がある。

自分自身の「モノサシ」があるかないか

では、主体的になるにはどうしたらいいのか?

まずは「インサイドアウト」「アウトサイドイン」の発想をしっかりと覚えよう。「インサイドアウト」は、問題が自分の中にあると考えることを指す。逆に、「アウトサイドイン」は、問題が自分の外にあると考えることを指す。

この違いは、自分の中に「モノサシ」があるかないかによって生まれる。

「モノサシ」がない「アウトサイドイン」の人は、目標ではなく身近な人の思考や行動に反応する。自分の現状を正しく認識せず、他の人が勉強していたら自分も頑張る。そうでなければ「まだいいか」と思って誘惑に負ける。衝動やストレスをコントロールできない他責寄りの思考だ。

反対に「インサイドアウト」の人は、自分の中にある「モノサシ」で自ら行動を選択する。当然「インサイドアウト」の人は、成果が出なければ自分の責任だと捉えやすい。自分がコントロールできることは何か、コントロールできないことは何かを見極め、コントロールできることに力を尽くす。

新刊『若者に辞められると困るので、強く言えません:マネジャーの心の負担を減らす11のルール』では、現代の若者にどのように接したらいいのか? 悩む上司に向けて書いた。しかし、若者自身にも読んでもらいたい。そうすることで、部下としての「あるべき姿」を見つけ直すきっかけにもなるだろうから。

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