元長者番付1位「清原達郎氏」今の相場で勝つ方法 半導体や生成AIはハイリスク、お勧め投資先は…
近年人気の全世界の株式に投資する「オールカントリー」型に関しては、どのような見方だろうか。
「オールカントリーが人気のようですけど運用手数料も安く日本でも金融に関する教育レベルが高くなってきたことを感じます。新NISAにふさわしい商品だと思います。
ただオールカントリーというのはS&P500とかなりパフォーマンスが似てくるのではないかと思います。小さい国の株式の売買手数料は高いかもしれないし、S&P500で事足りるのではないかとも思ってしまいます。
私がTOPIXと言っているのは今為替が円安に振れていて将来の円高のリスクを取りたくないからです。将来ドル金利は下がるでしょう。円金利はどれだけ上がるかはわかりませんが『上がるか下がるか?』と聞かれれば『上がる』と答えるしかないですよ。
だから円高のリスクは結構あると思います。もちろん円高になれば日本の株式相場も下がるかもしれませんが、TOPIXだと円高でマイナスの影響を受けない金融株とかの比率も高いし、被害も比較的少ないのでは」
バイアスで過小評価されているセクター
清原氏が勧めるもう一つの「割安小型株」への投資については、著書にこう記されている。
一方で、小型株でも注意するべき投資対象が割高な銘柄だ。清原氏はグロース市場を以下のように評する。
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