FIRE達成投資家直伝、隠れた10倍株探す意外視点 低リスク高リターンを狙う投資先「小型成長株」

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リスクリターンのバランス図
「個別株投資で最小のリスクで最大のリターンを得る手法」をご紹介(写真:78create/PIXTA)
できるだけ早くFIREを実現したいのなら、個別株投資の力を借りる必要がある。しかし、大きなリターンが見込める個別株投資にはリスクがつきもの。最速でFIREを目指すとはいえ、リスクを取りすぎることは避けたい。
2020年にサイドFIREを達成した森口亮氏は、「小型成長株」を対象とする個別株投資こそリスクを抑えて高いリターンを狙える合理的な投資手法であると言う。
そんな森口氏が、会社に縛られず、かつお金の不安もない自由な人生をわずか5年で手に入れるための「投資&資産形成戦略」を徹底解説した著書、『ガチ速FIRE』を上梓した。その中から、今回は「個別株投資で最小のリスクで最大のリターンを得る手法」を紹介する。

リスクを最小限に抑えてリターンを最大化する投資戦略

短期間でFIREを達成するためには、「投資」が欠かせません。今回は「最速でFIREを実現するための個別株投資戦略」をテーマにお話ししていきます。

『ガチ速FIRE:知識ゼロ貯金ゼロからたった5年でセミリタイアする最強の株投資・資産形成』(書影をクリックすると、アマゾンのサイトにジャンプします。紙版はこちら、電子版はこちら。楽天サイトの紙版はこちら、電子版はこちら

そもそも、5年という短期間でサイドFIREを実現するために、私がおすすめしているのは、個別株投資とインデックスつみたて投資を組み合わせる投資手法です。

つみたて投資は、長期で継続することで将来の資産形成のコアとすることができますが、個別株投資はリスクが大きい分、大きなリターンを狙うことができます。

なかには「10倍株」と呼ばれる、株価が10倍にも成長し、非常に大きなリターンをもたらしてくれる株も存在します。

そこで、「いかに個別株投資のリスクを最小限に抑え、リターンを最大化するか」が、短期間でFIREを実現する肝になるのです。

私は、リスクがあると思われがちな個別株投資が、じつは「合理的な資産形成手段」であると考えています。

次ページ隠れた優良投資先「小型成長株」とは?
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