FIRE達成投資家直伝、隠れた10倍株探す意外視点 低リスク高リターンを狙う投資先「小型成長株」

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2倍以上に上がった銘柄は46銘柄、3倍以上は11銘柄もあるのです。

さらに、あくまでも2021年12月30日~2022年12月30日でとった騰落率ですので、期間内での最安値から見た最高値は10倍を超える銘柄も珍しくはありません。

「合理的」とはリスクよりもリターンが大きいこと

このような上昇の可能性が高い小型成長株を発掘して、分析して、ウォッチし続けて、少しでも有利なタイミングで5~10銘柄程度に分散して投資を行います。

そのうち1銘柄でも株価が2倍以上に上がるように取引を設定しておけば、細かい損切りがあったとしてもトータルで見たときに損失額よりも利益の金額が大きくなります

このように考えることで、小型成長株投資は「合理的な投資方法」だと納得し、継続することができています。

私は「投資をするか?」を見極めるうえで、この「合理的」という言葉を多用します。投資における「合理的」というのはリスクよりもリターンが大きいことです。

「合理的である」と納得ができれば、「知識を学ぼう!」「経験を積もう!」「その先には大きな成果が待っているはずだ!」とモチベーションにつながり、行動を継続しやすいです。

そのモチベーションを活力として、大きな成果につなげていきましょう!

森口 亮 個人投資家、投資系YouTuber

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もりぐち・まこと / Makoto Moriguchi

個人投資家、投資系YouTuber。1983年埼玉県生まれ。

2011年、一念発起し貯金ゼロから投資を始め資産を10倍に増やすも、チャイナショックで大失敗。資産ゼロからの再スタートを余儀なくされる。

試行錯誤を重ね、「有望な成長株を中・長期的に狙う攻めの個別株投資×守りのつみたて投資」という投資手法を継続し、再スタートから5年でサイドFIREを達成。以降も着実に資産を増やしている。

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