介護士が伝授、介護施設「ハズレを避ける」納得の技 "オムツ交換は定時のみ"という劣悪な施設も

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たとえばの話、在宅で転倒された場合、家族が誰もおらずに長く発見されないことがありますが、施設ではそれがありません。

職員がすぐに気づかなかったとしても、定期的な見回りの際には発見できます。何かあれば、早期対応できる場合が多いということ。それが施設というものであり、こうしたことについては入居時にも説明されているはずです。

施設に預けてしまえば「あとは知らない」はNG

施設に入居したあとも、それなりの間隔で面会に足を運ぶなど、入居者がどうしているかは気にかけていてほしいとも思います。

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定期的に連絡をくれる人とそうではない人とでは、意識の違いも大きくなりやすいようです。

あるトラブルが発生したとき、それまでずっと在宅介護をしていた長男夫婦は「仕方ないですよね」と理解を示してくれたのに、実家から離れて暮らしていた他の弟妹は、状況を確認しようとすることもなくただ怒鳴りつけてきたというケースもありました。

お金だけ払っておけばあとは任せきりでいいのだろうという態度をとる人もいます。

日々の様子にまったく関心を示さず、無事かどうかだけわかればいいというのはやはり違う気がします。それではお互いにいい関係が築けません。

たっつん 介護士

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Tattsun

介護の仕事を18年続けている現役の介護士。在宅での介護が困難とされる方が入居する特定養護老人ホームでの、入居者の方々との印象深いエピソードをSNSにて発信し、多くの共感を得て人気となった。介護の仕事の面白さを伝えるために日々発信を続けている。ツイッターアカウント @tattsun_cw

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