ペンタックス身売りで終わらない“デジカメ再編ドミノ”


 オリンパスがカシオにレンズ供給するなど、両社は一部で協業関係にある。また、カシオは基幹部品の撮像素子を主にソニーから調達しているが、オリンパスも11年度に入り、パナソニックからソニーへと撮像素子の主要調達先を切り替えた模様。こういった背景から、両社が共同開発などの関係を模索し、それをきっかけに資本関係を構築しても不自然ではない。

下位メーカーを取り巻く環境は厳しい。需要が拡大する一眼レフはキヤノンとニコンが市場の9割を支配。コンパクトは販価下落の一途だ。M&Aに動いたリコーについても「この規模で買収後に収益を向上できるか疑問」と、シティグループ証券の芝野正紘アナリスト。提携や統合を決行したとしても、その先には生き残りを懸けた熾烈な戦いが待ち受ける。


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(梅咲恵司 撮影:梅谷秀司 =週刊東洋経済2011年7月16日号)

※記事は週刊東洋経済執筆時の情報に基づいており、現在では異なる場合があります。
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