任天堂の「失敗ハード」が現代に復活、赤黒の立体映像に潜んでいた弱点はいまもVRゲームが抱える根本課題だった

著者フォロー
ブックマーク

記事をマイページに保存
できます。
無料会員登録はこちら
はこちら

印刷ページの表示はログインが必要です。

無料会員登録はこちら

はこちら

縮小
バーチャルボーイ
Nintendo Switchであのバーチャルボーイが復活。ハードそのものも復刻している(写真:筆者撮影)
この記事の画像を見る(9枚)

1995年に発売された任天堂のバーチャルボーイがNintendo SwitchおよびNintendo Switch 2で復刻された。

バーチャルボーイは、赤い立体映像のゲームが楽しめるというもの。現在でいうVR(バーチャルリアリティ)の先駆けといえるゲーム機だ。

バーチャルボーイは商業的に成功したとは言いがたく、任天堂のゲームが好きな人でも遊んでいない可能性が高い。ところが、今回サブスクサービスの一環として復刻している。

任天堂はこのゲーム機以外にもゲームボーイアドバンスやNINTENDO 64など、さまざまなゲーム機のタイトルを復刻し、過去の資産を活用している。

いまになってバーチャルボーイを遊んでみると、ただ懐かしいだけでなく、任天堂の歴史や立体映像の持つ問題・可能性が見えてくるのである。

専用ハードまで復刻、扱いにくさも過去のまま

7タイトル
『レッドアラーム』や『ギャラクティックピンボール』など7タイトルが配信中(画像:任天堂公式サイトより)

記事執筆時点で復刻されているバーチャルボーイ作品は7タイトルとなっており、今後も随時追加予定である。また、このゲーム機は赤い映像が大きな特徴となっているのだが、それを見やすい色に変更できるようなシステムも追加予定だ。

Nintendo Switch 2でバーチャルボーイをプレイするには専用のハードが必要で、ペーパーモデルと呼ばれる紙製のシンプルなものと、当時のデザインを忠実に再現したモデルが用意されている。

次ページ立体映像とゲーム体験の相性
関連記事
トピックボードAD
ビジネスの人気記事