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勤務先で給料を得ながら起業するベストな方法 許諾を得るのが難しい場合はどうする?

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  • 黒石 健太郎 ウィルフ代表取締役社長、ハワーズ代表取締役社長
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では、どんなストーリーを作っても、「うちの会社では許諾がおりない」という方はどうすればいいのでしょう? 

その場合は、諦めるか無視するかしかありません。

「会社の規則を無視しましょう」と私が提案することはありませんが、やむを得ずそのような選択肢を選ぶ方も現実には多数います。

しかし、会社の規則を無視した場合、最悪、解雇になるかもしれません。起業・独立を考えている方にとっては、「元々辞めようと思っていたから問題ない」という方も多いようですが、解雇されることを不安に思う方もいるでしょう。

では、どうすれば、バレずに働きながら起業できるのでしょうか?

どうしても許諾を得られない場合は

ここで1つ考えて欲しいことがあります。

最近、あなたが新しく使いはじめたサービス、最近購入した商品は、何でしょうか? また、使っていなくても、「知った」商品・サービスは何でしょうか? 思いつくものをすべてあげてみてください。

その中に、どこの誰かわからない個人が、会社で働きながらの起業活動で提供している商品・サービスは含まれているでしょうか?

さらには、その個人の方が、立ち上げて1カ月以内の商品・サービスはあったでしょうか? おそらく、まったく含まれていないのではないかと思います。

基本的に、世の中のほとんどのサービスは、誰にも知られていません。どの会社も、全力で知ってもらおうと努力しているにもかかわらず、誰にも知られていないのです。

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私も、会社に勤務していた時代に、働きながら立ち上げていた教育サービスで、世田谷区に新聞折込チラシを4万枚、2回配布したことがありました。しかし、知人・友人で「チラシ見たよ」と言ってくれた人は皆無でした。

つまり、働きながら起業したところで、個人ができるレベルで大々的にプロモーションしても、よっぽど大成功しない限り、そもそもバレようがないという現実があります。

ただ、世の中には、「バレるリスクすら、絶対におかしたくない」という方がいらっしゃるようです。そういった方は、どういう方法で、働きながら起業をしているのでしょうか?

王道パターンは、最初から法人を立ち上げてしまい、個人名ではなく、自身が立ち上げた会社の名前で起業活動をするという方法です。その会社から、自身への役員報酬を0円に設定してさえいれば、個人所得は1円も変わりませんので、税金の支払いのタイミングなどで会社にバレることはありません。

どうしても不安に感じる場合は、税理士に確認してみましょう。

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