企業経営者、マネジャーに贈る「震災後、これから本格化するおカネの危機管理と対処法」(前)--バーンレートを把握して危機に備える


 より低価格の仕入れ先を見つけるのに1年かかるというのでは、その前に企業が倒れてしまうこともありえます。

固定費の変動費化がいつ、どんなボリュームでできるのか。それを正確に把握することが大切です。

一般的に、損益分岐点の改善には以下のようなセオリーがあります。

(1)固定費の圧縮、変動費化

・経費の運用改善(ルール化、条文化)
・設備等の利用効率アップ(過剰設備廃棄、省エネ化)
・労働効率の向上(リストラ等による人件費の削減)
・業務のアウトソーシング(記録、帳票、計算等)
・派遣社員、パート社員の導入

ただし、これらを行う際に、初期投資が必要な場合があります。その際は、費用対効果の吟味が必要です。

(2)変動費の削減

・仕入れ、発注単価の見直し
・流通システム、コストの改善
・作業効率の向上(作業場レイアウト、移動の短縮等)

(3)商品価格のアップ

・ただし、商品競争力の低下を招く
・商品付加価値のアップ、差別化

同じ売上高でも、上記のような対処により、損益分岐点には差が出ます。


キャリア・教育の人気記事
トピックボードAD
関連記事
  • Amazon週間ビジネス・経済書ランキング
  • ミセス・パンプキンの人生相談室
  • iPhoneの裏技
  • 岐路に立つ日本の財政
トレンドライブラリーAD
  • コメント
  • facebook
0/400

コメント投稿に関する規則(ガイドライン)を遵守し、内容に責任をもってご投稿ください。

アクセスランキング
  • 1時間
  • 24時間
  • 週間
  • 月間
  • シェア
トレンドウォッチAD
過熱! プログラミング教室<br>2020年度小学校必修化迫る

公教育への導入を目前に、プログラミング教室が急成長を遂げている。学習塾やIT企業だけではない。家電量販店や玩具メーカー、鉄道会社など異業種からも続々参入、供給過剰感も強まる。講師不足という問題も深刻に。