10年前下北沢で歌っていた自分をどう思うのだろう。そして今、あの頃の自分と同じような思いで歌っている若手のシンガーソングライターたちに何を思うのか。
「よく諦めなければ夢は叶うって言葉があるんですけど、私はそれがしっくりきてなくて、(下北沢でやっていた)あの頃から諦められなかったところの先に今の私がいるんです。だから自分が今やりたいことを信じて、結果はどうなるかわからないけど、今の自分が後悔しないやり方で自分を信じてやるのがいいと思います」
「よくあるシンデレラストーリー」では決してない
よくあるシンデレラストーリーでは決してない。幼き頃より積み上げてきた歌声と自身の曲。そして音楽との向き合い方。そのすべてがようやく世に見つかるべくして見つかったのだ。
今、野田は自らが立つであろう、さらなる大きなステージをイメージして曲を作っている。
そこで自分がどのようなパフォーマンスをして、そこまでどう走っていくかと思い描きながら曲を作る。自分の曲はそんなステージが似合い、聴いた人たちに喜んでもらえることを信じている。
近い将来、それは想像ではなく現実のものになるだろう。
その時、聴く野田の歌声はどんなに素晴らしいものになっているのか。この先も非常に楽しみなシンガーソングライターだ。
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