「成婚できない」男女3人にみる"残念すぎる婚活" 「時間をムダにせず結婚する方法」を仲人が助言

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これは交際が終了するときの前兆だ。案の定、翌日には、こういちの相談室からは、“交際終了”の連絡が来た。そして、終了理由にこう書かれていた。

『LINEの返信も遅く、反応も薄い。こちらをどう思っているか気持ちが読めなかったので、こちらから連絡を入れないようにしたら、まったく連絡が途絶えてしまったようです。この調子では、成婚までは進めないと判断したとのことです』

この終了理由を告げると、けいは唖然とした顔で言った。

「来たLINEにすぐ返信するのは、なんだか結婚に焦っている印象を与えて、品がないと思ったんです。デートをするにしても、お誘いを待っていました。男性は、好きな女性は追いかけたいのが本能じゃないですか」

大学時代に周りの男性からモテて、初恋の男性と結婚をしてしまったけいにとって、恋愛は男が追うもの。女は待って、男性が追ってきたら、そこではにかみながら答えるもの。そんな古い恋愛方程式が出来上がっていたのだろう。

筆者は、けいに言った。「婚活市場には、けいさんと見た目、年齢、経歴など、同じ条件のライバルがたくさんいるんですよ 同一線上に立った時に、どういう女性が男性から選んでもらえると思いますか?」。

そしてこう続けた。

「女性からもマメに連絡をしたり、お誘いをしたり、デートのお礼が言えたり、小さな贈り物ができたりする。ただ待っているだけではなく、男性から選んでもらえる積極的な努力のできる女性が、婚活では勝ち残るんです」

婚活を成功させる3つのコツ

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男性が女性を誘って当たり前、LINEは男性から来るのが当たり前、デート代は出してもらって当たり前、そんなふうにお姫様感覚で受け身でいる女性は、年代を問わず、婚活市場では選ばれないのだ。

いかがだっただろうか。婚活で成婚を決めていくには、

・マイルールを作らず、相手を許容する気持ちで臨む。

・連絡の遅い相手、なかなか会えない相手には見切りをつける。

・待ちに徹しないで、積極的に選んでもらえる努力をする。

婚活で成婚したかったら、この3つを忘れないでほしい。

鎌田 れい 仲人・ライター

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かまた れい / Rei Kamata

雑誌や書籍のライター歴は30年。得意分野は、恋愛、婚活、芸能、ドキュメントなど。タレントの写真集や単行本の企画構成も。『週刊女性』では「人間ドキュメント」や婚活関連の記事を担当。「鎌田絵里」のペンネームで、恋愛少女小説(講談社X文庫)を書いていたことも。婚活パーティーで知り合った夫との結婚生活は19年。双子の女の子の母。自らのお見合い経験を生かして結婚相談所を主宰する仲人でもある。公式サイトはコチラ

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