この時に一人でも英語を話す意識を持つ、その心がけ一つで英語を話す力は劇的に伸びるのです。まずは話そうという気があるかどうか、これだけでも大きな変化をもたらしてくれるものです。
ぜひ一度挑戦してみてください。スピーキングはやる気さえあればいつでもどこでもできるのです。その意識が付き始めると「これは英語で何て言うんだろう?」という意識が生まれます。
いざ言おうとすると、英語で言えない?
「髪をセットする」「時計がゆがんでいる」「靴ひもがほどけている」「定期券の期限が切れかけている」などなど、いざ言おうとすると英語で言えないこと、は日常には溢れていることに気づくはずです。
でも、まずはそこに気づくだけでも大きな進歩です。その意識が芽生えてから、ここで大きな差がつくのですが、短期間にグンと伸びる人は「言えなかったことを記録する」ということを必ずしています。
自分が英語で言えなかったこと、というのは自分の英語のスピーキング力の限界です。つまりそこを解決してあげれば確実に言えることがひとつ増えるわけです。
それこそが最短でスピーキング力を伸ばす最善の方法。日常の中で自分が言おうとすることは意外と限られているのです。これをしない人は何十年と英語圏に住んでいても話すということにおいてはずっと伸びない、ということが起こってしまうのです。ひとりの人間が言おうとする事、表現の幅はある程度限られているので、解決しない限りずっと同じ言えない事にぶち当たってしまい、それを延々と繰り返すことになります。
英語のスピーキング力を伸ばす、というのは言いたいこと、でも言えない事をかたっぱしから解決していくプロセスです。
最後のポイントは、「他人の英語をジャッジしない」という意識を持つことです。日本人は日本人の英語を評価してしまいがちですが、他人の英語を批判したり評論したりする権利など誰にもないのです。これを始めると他人への厳しさが自分に跳ね返ってきてしまい自分の間違いに過敏になったり、間違えないように過度に気をつけ話そうとし成長を邪魔してしまうことにつながりかねません。
「プライド病」をこじらせてはいけません。英語は決して他人と争ったり競ったりするものではないのです。自分にもそして自分以外の人にも寛容になること、そのおおらかなマインドこそが成長を支える最も栄養価の高いプロテインなのです。
英語が話せない自分からの脱皮はまずは話そうとしてみること、その小さな一歩から始まります。恐れず臆せず、伸び伸びと成長を楽しめる人こそが英語を話す、という力を手に入れられるのです。さあ、まずは今日の予定から英語でつぶやいてみませんか?
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