「企画が通らない人」は上司との話し方を知らない 「気になってしょうがない」と相手は動く

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③全体を見る視点
この企画を通すことによって、会社に、お客さまに、社会に、どのような影響を及ぼす? お客さまとのやりとりを周りはどのように見るだろう? 

さらに、「お客さまが喜んだ暁には、どのような未来が待っている? どのような社会貢献につながる?」など、まったく違った視点で企画や状況を見ることで、客観的に、冷静に企画を捉えることができます。

そのうえで企画の強み等を、上司に伝わりやすい言葉で伝えれば、共感が得やすく、承認を取りやすくなります。

一社員としての意見、経営者サイドの視点が抑えられるため、とても好感を持たれ、期待をもって、ムズムズしながら、あなたの企画を検討することでしょう。

このように、3つの視点でものを見ると、視座が上がり、視野が広くなるため、相手が見えていない可能性や新たな選択肢、世界を提案することができ、相手に刺激や気づきを与え、ムズムズさせることができるのです。

ムズムズテク③相手の頭に空白をつくる

人は「気になってしょうがない」とムズムズします。その秘訣は、「相手の脳に空白をつくって話を終わらせる」ことです。

これができるようになると、あなたはストレスなく、相手をムズムズさせることができます。そして、自発的に、積極的に、能動的に動かしてあげることができ、お互いにストレスがなく良好な人間関係が築けます。

「人間の悩みは、すべて対人関係の悩みである」と心理学者のアルフレッド・アドラーは述べていますが、そんな人間関係のお悩みが、丸っと消えると言っても過言ではありません。

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