2023年の日経平均株価は、春頃から騰勢を強め、夏場に高値をつけた。その後何度か調整したものの、そのたびに反発し1年を通して見れば順調に推移した年だったといえるだろう。
そこで今回は、2022年と2023年の大納会終値をベースにした時価総額を比較し、その増加額が大きい順にトップ300社のランキングを作成した(ランキングの一部社名は略称)。
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時価総額トップのトヨタは株価も大きく上昇
ランキングのトップはトヨタ自動車。12兆6931億円の増加となった。時価総額が元々大きい会社だが、株価上昇率も42.9%と大きく、巨額の資金が同社に投資されたといえる。
2位は東京エレクトロンで5兆7987億円増加、僅差で信越化学工業が5兆3091億円増加と続いた。全体を見ると、上位40社までが時価総額を1兆円以上増加させた。
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