格安中古100万円ポルシェ購入2年、維持費の真実 カイエンの車検代やガソリン代などを大公開
2021年9月に【ポルシェ「カイエン」100万円中古車を買ってみた】という記事を執筆したが、「格安中古の輸入車なんてすぐ壊れるんじゃない?」「安物買いの銭失い、維持費がすごくかかるんじゃない?」と思った読者も多いだろう。そこで続編として、実際に2年間でかかった維持費を公開しようと思う。
ポルシェ「カイエン」の中古車相場
「ポルシェ=超高級車」というイメージも強いが、911シリーズを除けば、意外に手頃な中古車が多い。例えば、筆者が購入した初代カイエンの場合、中古車検索サイトで車両本体価格50万円台~、支払総額70万円~で見つけられる。そのほか、「ボクスター」も100万円前後~、「パナメーラ」「マカン」「ケイマン」なども200万円以下で検索にヒットするので「ポルシェ=高嶺の花」というわけでもないのだ。いずれも新車価格1000万円前後のモデルなので、中古車はかなりお買い得に見える。
その中でも中古車市場で流通量が豊富で、手頃な車両が多いのが人気SUVのカイエンだ。カイエンは、大きく2002年発売の初代(前期 955型/後期 957型)、2010年発売の2代目(958型)、2017年発売の3代目(現行/959型)に分けられる。
中古車検索サイトを見ると、執筆時点の車両本体価格で初代が58万円~、2代目が125万円~、現行となる3代目が558万円~となっている。3代目はまだ高値を維持しているが、初代や2代目に関しては、国産中古車と変わらない価格で流通していることがわかる。
無料会員登録はこちら
ログインはこちら