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格安中古100万円ポルシェ購入2年、維持費の真実 カイエンの車検代やガソリン代などを大公開

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  • 三木 宏章 東洋経済オンライン編集者・記者
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そのほか、維持費とは少し話がズレるが、狭い都内などでは駐車場選びにも困ることがある。ボディサイズは、全長4810mm×全幅1930mm×全高1700mmで、とくに全幅が1.9m超なので、駐車場によっては入れない、または入れるがドアが開かないなんてこともある。さらに月極駐車場を契約する際も全幅1.85m未満に設定されている場合もあるので購入時には注意が必要だ。筆者自身も住まいの近くで1.9m超OKの月極駐車場に空きがなく、じつは納車を遅らせた苦い経験がある。

格安中古の輸入車を買ってもよいのか?

カイエンSのラゲージスペース(筆者撮影)

最後に格安中古、型落ちのポルシェ・カイエンの購入はありなのか? これは、オーナーがクルマに何を求めるのかによっても異なるが、個人的には新車価格約1000万円のクルマに100万円で乗れる満足感は高いと思う。型落ちのカイエンでも大柄なボディは優越感もあるし、内装も豪華で使いやすく、仕事柄カメラ機材を載せることの多い筆者としてはラゲージルームが広いのもありがたい。

また、カイエンは、ポルシェのクルマだが、フォルクスワーゲンと共同開発したモデルで、フォルクスワーゲン「トゥアレグ」やアウディ「Q7」とプラットフォームが共通だ。さらに大ヒットしたモデルなので、中古部品やOEM品なども充実しており、それらをうまく活用すれば、意外とメンテナンス費用も抑えられる点も魅力的に感じている。

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ただ、維持費が高いのは事実。最初に紹介したように年間で67万円、ガソリン代も年間5000km走行の場合で約13万円、月極駐車場を借りる場合は合計で年間100万円程度の維持費は覚悟すべき。また、今回は契約内容によって大幅に金額が変わるので自動車保険(任意保険)も省いているが、車両保険に加入するのであれば、維持費はもっと高くなるだろう。

さらに一般道中心なら燃費も悪くなるし、購入した車両の程度によっては点検整備費がかさむ可能性もある。エンジンやミッションなどに重大なトラブルが起これば、100万円コースの修理が発生することもあるかもしれない。そのためにカイエン貯金的な予算も準備しておく必要があるだろう。

そのほか、最新モデル以外はリセールバリューも悪いので、定期的に新しいクルマに乗り換えたい人にも不向き。誰でもおすすめできるクルマとは言いがたいが、乗り潰す覚悟で、維持費を許容できるなら買う価値はあるだろう。とくに輸入車の場合、カイエンに限らず、型落ちになると一気に安くなるモデルも多いので、そういったクルマを探して買うというのもクルマの楽しみ方のひとつだと筆者は考えている。

昔、憧れていたクルマも中古車なら、手の届く価格で買えることもあるので、ぜひ中古車ウォッチングを楽しみつつ、楽しいカーライフを送ってほしい。

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