「安い=危険」は誤解、相場より安い中古車の訳 手頃なクルマを探すキーワードは「下取車」

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店頭に並ぶ中古車のイメージ。一般的な中古車は、車種やグレード、走行距離などによって中古車相場が形成されている
店頭に並ぶ中古車のイメージ。一般的な中古車は、車種やグレード、走行距離などによって中古車相場が形成されている(写真:yamahide/ PIXTA)

中古車と言っても「1人のオーナーが複数年所有したクルマ」や「複数オーナーが乗り継いだクルマ」、さらに「ディーラーなどで展示車や試乗車として短期間だけ運用されたクルマ」など、その素性はさまざまであり、一度でも使用されれば中古車という括りにまとめられる。

中古車の使われ方や状態などは千差万別で、そこで価格差が生まれる。とはいえ、車種やグレード、年式や走行距離によって、ある程度の価格情報が形成されており、これがいわゆる「相場」というモノになる。よく中古車相場と言われるものだ。

とくに市場に流通量の多い人気車種や大衆車などはサンプル数が多くなり、より確固たる中古車相場が形成され、どの店舗でも近い年式、グレード、走行距離の車両は、似たような価格で店頭に並べられることになる。

なぜ相場よりも安いクルマが存在するのか?

中古車は、通常であれば、車種やグレード、走行距離、状態などにより、どの店舗でも似たような販売価格になる。しかし、中にはこの相場から大きく外れた価格を掲示している店舗が存在することがある。これは一体どういうことなのだろうか。

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