「中古のレクサス」買っているのはどんな人か? セダンとSUVでまったく異なるユーザーの嗜好

国内唯一のプレミアムブランドであるレクサスは、2005年より日本での展開が始まり、20年が経つ。
それだけの年月が経てば当然、中古車も多く、「憧れの高級車」を中古で手にする人も多い。では、レクサスの中古車を買っているのは、どんな人なのだろうか。
市場調査会社のインテージが毎月約70万人から回答を集める、自動車に関する調査「Car-kit®」のデータを用いてレクサスを中古で購入した人々を分析してみたい。
■UX:86名
■NX:197名
■RX:178名
■IS:213名
■GS:141名
■LS:146名
■CT:170名
※分析対象はいずれも、2019年1月以降の中古車購入者のみとする
なぜ中古車を購入したのか?
手始めに「中古車を購入した理由」の結果を見ていこう。理由は、大きくふたつある。ひとつは「予算の制約」「同じ予算で、より上のクラスの車が買える」といった購入資金に関するものだ。
プレミア価格がついている場合や、コロナ禍の需要と供給のバランスが大きく崩れた期間を除き、多くの場合において新車より中古車のほうが価格は下がるので、当たり前であるが価格をメリットに中古車を選択する人は多い。
もうひとつは、昨今無視できない傾向として出てきている「新車では納車に時間がかかる」だ。
特に人気のボディタイプであるSUVの「UX」「NX」「RX」において、顕著にスコアが高くなっている。車検切れのタイミングなど、購入者によっては時間制限のあるケースもあるので、中古車も検討の俎上にあがると考えられる。
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