大会史上最多となる8540組がエントリーしたM-1グランプリ2023。筆者もテレビ視聴していましたが、ビジネスマンのスタイリストという仕事柄「M-1漫才師たちの着こなし」に着目しました。
優勝した令和ロマンのみならず、準優勝したヤーレンズの衣装についても、「自身の役割を表す」個性が反映されていましたし、何より「我々ビジネスマンが、『見られ方』を戦略的に考える」良い機会だと感じたのです。
M-1漫才師の衣装と「服装戦略」の新たな視点
今大会から審査員に名を連ねた海原ともこさんが、これまで言語化されてこなかった「芸人さんの衣装や雰囲気」を視聴者に分かりやすく伝えるシーンも興味深いポイントでした。見方を変えれば、「普段は指摘されないだけで、実はビジネスシーンにおいても、取引先や上司はあなたの身なりをチェックしていた」とも捉えられます。
漫才師のように派手な服装は必要ありませんが、「見られ方」の視点は、ビジネスマンにも役立つはず。そこで今回はM-1漫才師の衣装から、服装戦略の新たな視点を解説します。
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