白パンやテーブルロールは水分多めのしっとりとした生地で、甘みと旨みをより感じますし、パンオショコラはバターの香りとサクサク食感とチョコレートの軽やかな三重奏を楽しめます。メロンパンは表面のクッキー生地の中からメロン香料の香りがふわり。
食パンはサックリ、ザクザクとしたイギリスパンで、小麦の味が濃厚です。先だって触れましたが、とにかく大きいので、バターといちごジャムを塗ったり、スクランブルエッグとベーコンを載せてオープンサンドにしたり、ちぎってスープにつけてふやかして食べたりと、あれこれアレンジを楽しみながらの完食です。
OMO5 東京大塚は居心地極上の大塚の穴場
筆者が「OMO5 東京大塚」に訪れたのは、12月の平日の朝9時半。最初は、朝食を食べる宿泊客や、チェックアウトで賑わう、多国籍でざわざわした空間でしたが、10時を過ぎたあたりから、みんな蜘蛛の子を散らすように、飛び出していきました。
カフェスペースの利用客もまばらになり、チェックインカウンターも、オーダーカウンターも無人になり、おしゃれなホテルのカフェブースが、ほぼ貸切状態に。宿泊客でなくても「OMO5 東京大塚」のカフェスペースが利用できることは、まだ知られていないようで、居心地極上のモーニングの穴場を見つけた気分です。
パンを5個も食べてお腹いっぱいになった状態で、ふんわりと幸せな気分に浸りながら、ゆっくりと時間を過ごせば、連れ合いとのおしゃべりもはずみます。大きな窓からは朝日が射し込み、眼下には路面電車が行き交い、なんとも贅沢な時間がそこにはありました。
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