星野リゾート「1250円モーニング」の超正直な感想 「OMO5 東京大塚」のカフェの実力は…いかに?

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白パンやテーブルロールは水分多めのしっとりとした生地で、甘みと旨みをより感じますし、パンオショコラはバターの香りとサクサク食感とチョコレートの軽やかな三重奏を楽しめます。メロンパンは表面のクッキー生地の中からメロン香料の香りがふわり。

食パンはサックリ、ザクザクとしたイギリスパンで、小麦の味が濃厚です。先だって触れましたが、とにかく大きいので、バターといちごジャムを塗ったり、スクランブルエッグとベーコンを載せてオープンサンドにしたり、ちぎってスープにつけてふやかして食べたりと、あれこれアレンジを楽しみながらの完食です。

ミニサイズのパンと、玉ねぎの甘みたっぷりのコンソメスープ(筆者撮影)

OMO5 東京大塚は居心地極上の大塚の穴場

広く開いた窓は日当たり良好。4階ながら線路沿いで見晴らしも抜群です(筆者撮影)

筆者が「OMO5 東京大塚」に訪れたのは、12月の平日の朝9時半。最初は、朝食を食べる宿泊客や、チェックアウトで賑わう、多国籍でざわざわした空間でしたが、10時を過ぎたあたりから、みんな蜘蛛の子を散らすように、飛び出していきました。

カフェスペースの利用客もまばらになり、チェックインカウンターも、オーダーカウンターも無人になり、おしゃれなホテルのカフェブースが、ほぼ貸切状態に。宿泊客でなくても「OMO5 東京大塚」のカフェスペースが利用できることは、まだ知られていないようで、居心地極上のモーニングの穴場を見つけた気分です。

木製のパーツが、呼び出しの番号札がわりでした。コロンとかわいい(筆者撮影)

パンを5個も食べてお腹いっぱいになった状態で、ふんわりと幸せな気分に浸りながら、ゆっくりと時間を過ごせば、連れ合いとのおしゃべりもはずみます。大きな窓からは朝日が射し込み、眼下には路面電車が行き交い、なんとも贅沢な時間がそこにはありました。

 壁に描かれたポップな街の地図。おすすめのお店や施設が紹介されています(筆者撮影)
編集部注:本記事に登場するメニューの価格は、すべて取材時点のものです。昨今の円安、原材料高騰などの影響を受けて価格が改定されている可能性があります。また、店舗によってモーニングの値段・内容は異なる場合があります。
チェーン店最強モーニング
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大木奈 ハル子 ブロガー・ライター

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おおきな はるこ / Haruko Ookina

40代のサブカル好き主婦ブロガー・ライター。東京都港区の、狭くて古い(30平米築50年)ボロマンション在住のミニマリストで、夫と猫と同居中。趣味はチェーン店の朝メニュー食べ歩き、特技は節約とDIY。日本聴導犬協会の、子犬預かりボランティア活動中。著書に『台所図鑑』(大和書房)がある。テレビ出演は『THE TIME,』(TBS系)など。『東洋経済オンラインアワード2023 クリエイティブ賞』受賞。アメブロ公式ブロガー。
アメブロ:https://ameblo.jp/1room2live/
朝メニューブログ:https://865.games/
X(旧ツイッター):@tei_nai

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