星野リゾート「1250円モーニング」の超正直な感想 「OMO5 東京大塚」のカフェの実力は…いかに?

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鮮やかな黄色が目を惹くスクランブルエッグも、ふわふわとろりの半熟具合は、弱火でじっくり丁寧に調理されたからこそ。サラダも定番のレタスやキャベツではありません。ほろ苦いベビーリーフと紫キャベツの甘酸っぱいラペに、ホクホク甘いひよこ豆を組み合わせてあり、さりげなくも洗練されていて、味はちゃんとおいしく、見た目は格段にかわいい。

ココットに入ったサラダは、いろどりも鮮やかで、見た目も愛らしい(筆者撮影)

隣のテーブル席にはインバウンドでやってきた、若い外国人のカップル。奥のカウンター席ではマックブックを開いて作業する、ノマド青年。なんだか絵に描いたようなベタなシチュエーションといえば、それまでですが、ドリンクで温かいハーブティーを飲めば、おしゃれ気分は絶頂に達します。

気分は勝手に「冬のパン祭り」…を満喫

「これが星野リゾートや! これがOMOや!」と浸りながら、パンをむさぼれば、「大塚、OMOのパン祭り」というワードが頭をよぎり、「ヤマザキ、春のパン祭り」のCMメロディーで脳内ループします。

厚切りパンに、厚切りベーコンとスクランブルエッグを載せてオープンサンドに(筆者撮影)

ハーフカットの食パンにいたっては、厚切りと定評のある「コメダ珈琲店」のモーニングで提供される食パンよりも厚切りと見受けます。これだけでもけっこうなボリュームなのに、ミニパンがあと4つもあるというのは、パン好きの筆者にとって、幸せすぎる拷問です。

最初は「食べ切れるかな?」と少し不安でしたが、パンがどれもおいしくて、スルスルと食べ切ってしまいました。トーストはもとより菓子パンにいたるまで軽く温めてあるので、頬張ると口のなかで香りが引き立ちます。

バスケットにはオリジナルロゴのグラシンペーパー。小粋な演出にグッときます(筆者撮影)
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