小学校受験に「落ちる子」「受かる子」の決定的差 指導者からみると「一目瞭然の違い」がある
「輪つなぎ」で入試の評価ポイントが見える
小学校受験でどんな問題が出るのか、ご存じでしょうか。よく出る問題の1つが「輪つなぎ」。クリスマスや誕生日パーティーの飾りつけで使われる、折り紙で作るあれです。たくさんの子どもたちが輪つなぎをする様子を見ると、それだけでその子どもの発達具合や、普段どのような気持ちで工作に取り組んでいるのかがわかります。
ハサミやのり、折り紙の置き方、輪をつなぐときの手や指の使い方がスムーズか、などから、その子どもが難関私立小学校に合格するかまで、占いのように見立ててしまえるほどです。なぜなら、難関小の入試には「巧緻性」という分野があり、「手先の器用さ」「作業のスムーズさ」「課題に取り組むていねいさ」が評価されるからです。
赤、青、黄色の折り紙を1枚ずつ用意し、それぞれ縦に8等分にハサミで切り、「赤、青、黄色」の順に、輪つなぎしていきます。この折り紙3枚から24個の輪つなぎをするのが5分でできたら、難関私立小学校の合格レベル。初めての子は20分以上かかりますが、3カ月くらい練習をするとほとんどの子どもが7~8分くらいまで短縮できます。
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