「えっ?」 "ラーメン王国"は意外な県だった! 支出金額を見ると「東高西低」の傾向がわかる
「食文化」を地図から見てみた
下図は「あるジャンル」の飲食店の数(昼間人口1万人あたり店舗数)を可視化したものです。中国地方から近畿地方にかけて「赤い」地域が広がっていますが、いったい何のお店でしょうか……?
答えは「お好み焼とたこ焼き」、いわゆる「粉もの」のお店です。お好み焼きは広島風と関西風が有名ですが、豚バラ肉の代わりに豚ひき肉を使ったもの(広島県府中市)、ちくわや牛肉など具材に特徴のある「三津浜焼き」(愛媛県松山市)など、ご当地オリジナルの進化系も見ることができます。
・とりもつラーメン(新庄市):鶏のもつ煮が特徴。
・酒田のラーメン(酒田市):日本海の海の幸を活かした魚介系スープが特徴。
・冷やしラーメン(山形市):夏の暑い気候から生まれたご当地ラーメン。
・赤湯ラーメン(南陽市):味噌ベースのスープと辛味噌で体が温まる。
・米沢ラーメン(米沢市):米沢牛や米沢豚などの地元産の肉を使っている。
※1:昼間人口にはさまざまな定義がありますが、ここでは携帯電話等の匿名位置情報から推定した2021年11月、平日昼間の市区町村別滞在者数を使用。出典は国土交通省『全国の人流オープンデータ』
※2:『地域再生計画 日本一の麺文化を活用した地域活性化事業』
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