
(漫画:©︎三田紀房/コルク)
記憶力や論理的思考力・説明力、抽象的な思考能力など、「頭がいい」といわれる人の特徴になるような能力というのは、先天的に決められている部分があり、後天的に獲得している能力は少ないと考える人が多いのではないでしょうか。
その考えを否定するのが、偏差値35から東大合格を果たした西岡壱誠氏です。漫画『ドラゴン桜2』(講談社)編集担当の西岡氏は、小学校、中学校では成績が振るわず、高校入学時に東大に合格するなんて誰も思っていなかったような人が、一念発起して勉強し、偏差値を一気に上げて合格するという「リアルドラゴン桜」な実例を集めて全国いろんな学校に教育実践を行う「チームドラゴン桜」を作っています。
そこで集まった知見を基に、後天的に身につけられる「東大に合格できるくらい頭をよくするテクニック」を伝授するこの連載。連載を再構成し、加筆修正を加えた『なぜか目標達成する人が頑張る前にやっていること』が1月29日に発売されました。連載第189回は、モチベーションの高め方についてお話しします。
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「やる気が出ない」に打ち勝つ方法
「やる気が出ない」「モチベーションが続かない」という話を、学生と話しているとよく耳にします。
最近はスマホやSNS、動画サイトなど、勉強以外の誘惑があまりにも多く、気づいたら時間が過ぎていた……という人も少なくありません。集中しようと思っても通知が気になったり、ふと手がスマホに伸びたり……真面目に頑張っている生徒でも、なかなかこれは難しいところですね。
では、そんな環境の中で、どうすればモチベーションを上げていけるのでしょうか?
僕が東大生にアンケートを取ったとき、意外と多かったのが、「1位という数字にこだわる」という方法でした。
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