「結婚ピーク」は男女ともに27歳という意外な現実 「平均初婚年齢」に惑わされない婚活が重要

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ただ、少し男女の違いがあるのは女性のほうが「短期間集中型」である、ということです。男性と同じく年齢分布を円グラフにしてみると次のような結果となります。

女性のほうが25歳から27歳に発生が集中しています。ですので、初婚同士結婚に占める29歳までの女性割合は65%と、男性の56%と大きく異なります。

ただし、30代でみると30代前半で男性24%に対し女性22%、30代後半で男性12%に対して女性9%と僅差となっていますので、30代以降における結婚の発生に有意といえるほどの男女差は初婚同士婚ではそこまでない、といえるでしょう。

心のゆとりが欲しいなら20代婚活

さまざまな分野でジェンダーレスが叫ばれる時代ですが、成婚年齢についてみてみると、統計的にみて男女の成婚年齢の差はほとんどないといっても支障がなく、まさにジェンダーレスな状態といえます。

よく「お金が、男だから、女だから、見た目が」などといいますが、男女ともに「年齢に勝る婚活有利な要因はない」という状態になっています。
データからは、「男女関係なく若い方が有利」であることは間違いありません。

そういう意味では心のゆとりが欲しいなら20代での婚活は賢明な選択であるといえます。

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