円安が追い風の銘柄が目立つ。
2023年に3万円台を回復した日経平均株価はその後も堅調だ。2024年初には新NISAも始動し、個人投資家の流入が活発化するだろう。
『週刊東洋経済』12月16日号の第1特集は「株の道場 新NISA時代に勝てる株」。本特集では『会社四季報』2024年新春号のエッセンスを完全に先取りした。いち早く「お宝銘柄」を見つけるヒントになるはずだ。
今期、過去最高益を更新する企業はどこか。ここでは今期純利益の四季報予想が過去最高益を上回る見通しの企業について、どれだけ上回るかの額(最高益更新額)と率(最高益更新率)の大きい順にランキングした。
最高益更新額ランキングを見ると、上位に目立つのが円安や北米市場好況などの追い風を受ける自動車メーカーだ。
上方修正額で首位だったトヨタ自動車がここでも首位。今期、世界販売は過去最高の1138万台を見込む。四季報は今期の純利益が会社予想を上回る4兆0750億円に達すると予想。過去最高だった2022年3月期を1兆2249億円も上回る公算だ。
SUV(スポーツ用多目的車)が好調なSUBARU(6位)、マツダ(9位)、スズキ(18位)や、商用車の販売が伸びるいすゞ自動車(20位)も上位に並ぶ。
自動車メーカーばかりではない円安の恩恵
円安の恩恵を享受するのは自動車メーカーばかりではない。
この記事は有料会員限定です。
ログイン(会員の方はこちら)
有料会員登録
東洋経済オンライン有料会員にご登録いただくと、有料会員限定記事を含むすべての記事と、『週刊東洋経済』電子版をお読みいただけます。
- 有料会員限定記事を含むすべての記事が読める
- 『週刊東洋経済』電子版の最新号とバックナンバーが読み放題
- 有料会員限定メールマガジンをお届け
- 各種イベント・セミナーご優待
トピックボードAD
有料会員限定記事
無料会員登録はこちら
ログインはこちら