ランキング1位の銘柄は35年だ。
2023年に3万円台を回復した日経平均株価はその後も堅調だ。2024年初には新NISAも始動し、個人投資家の流入が活発化するだろう。
『週刊東洋経済』12月16日号の第1特集は「株の道場 新NISA時代に勝てる株」。本特集では『会社四季報』2024年新春号のエッセンスを完全に先取りした。いち早く「お宝銘柄」を見つけるヒントになるはずだ。
連続増配株を長期保有すると、簿価で考えれば、配当利回りは購入時点と比べてじわじわと上昇していく。長らく増配を続けている企業はそう簡単に増配をやめることはないため、長期保有株として狙い目だ。
中でも、増配を続けていながらもPBRが低く、かつ配当利回りの高い銘柄はお買い得銘柄といえる。
来期(25年12月期)も増配となれば35年連続となる花王の今期決算は、逆風にさらされた。構造改革費用の計上により今期の1株益は前期183.3円から88.2円に急減。ところが2円増配の150円配を計画している。
1株配当が1株益を上回る「タコ配」を行ってでも、経営陣は連続増配を重視しているわけだ。
ちなみに花王のライバルである日用品世界最大手の米プロクター&ギャンブル(P&G)は、前期(23年6月期)まで67年も連続で増配している。上には上がいるのである。
連続増配年数ランキング50
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