投資家の関心は来期業績に向かい始めている。
全上場企業の約6割を占める3月期決算企業が今期の終盤戦を迎えており、投資家の関心は徐々に来期業績の行方に向かい始めている。
そこで、ここでは四季報前号と比べて来期純利益の予想が引き上げられた企業に注目し、上方修正率でランキングした。
1位は松屋フーズホールディングス、2位は三井E&S。いずれも今期と同様に来期純利益予想が大幅に引き上げられた。
3位にはニュージーランド向け中古自動車輸出が主力のオプティマスグループが入った。来期も中古車輸出が好調を維持するうえ、今年11月に買収したオーストラリアの大手自動車ディーラーが通期で寄与する見込み。4位は眼鏡専門店チェーン大手のパリミキホールディングスで、単価上昇で順調な既存店や回復傾向の海外店が来期も伸びる見通し。5位には造船準大手の名村造船所が入り、現状程度の円安が続けば来期も新造船が堅調を続けそうだ。

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