増益予想のセクターが増えた。
 
12月18日に発売される『会社四季報』2024年1集新春号の中から、毎号のエッセンスである集計3表を先取りする。
3月期決算企業は、中間決算を受け業績修正を行うことが多く、記者が修正計画以上の増減額を行うことも少なくない。
新春号では見出しランキング上位に【上振れ】【増額】など、前号掲載予想や会社計画との比較を強調した見出しが並ぶ。一方で、新NISAやPBR改善の対応で還元を強化する流れがあり、【増配】【連続増配】など配当関連の見出しも多い。
増益予想業種が増加
今期純益予想が増益・黒字化のセクター(金融を除く)は21業種と前号比1業種増。来期については前号同様22業種が増益予想だ。今期増益率は12.0%と前号7.6%から上振れしている。堅調な企業業績が今後も株価を支えそうだ。好調なセクターの銘柄から四季報を読んでいくのも四季報活用法の1つである。
市場別集計でも各市場ともおしなべて着実な動きだ。

![週刊東洋経済 2023年12/16特大号(株の道場 新NISA時代に勝てる株)[雑誌]](https://m.media-amazon.com/images/I/51DZX9u4xEL._SL500_.jpg)
 
       



 
         
         
        
       
        
       
         
         
         
         
         
         
         
        













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