上位には自動車関連が多くランクインした。
2023年に3万円台を回復した日経平均株価はその後も堅調だ。2024年初には新NISAも始動し、個人投資家の流入が活発化するだろう。
『週刊東洋経済』12月16日号の第1特集は「株の道場 新NISA時代に勝てる株」。本特集では『会社四季報』2024年新春号のエッセンスを完全に先取りした。いち早く「お宝銘柄」を見つけるヒントになるはずだ。
『会社四季報』の最大の特徴といえば取材に基づく独自予想だ。12月18日発売の新春号から、お宝銘柄探しに役立つランキングを一足早くお届けする。
まずは、3カ月前に発売した秋号と比べて今期純利益の予想が引き上げられた企業に注目し、上方修正「額」と「率」の大きい順にランキングした。なお、今期利益が一過性の理由のみで膨らむ会社を除外するため、来期純利益が増益見通しの会社に絞っている。
上方修正額の1位はトヨタ自動車。日米欧での販売が好調で、円安や販売価格改定の効果も想定を超えている。四季報の今期純利益予想は前号に続き会社計画を上回る水準に増額した。
上位は円安効果を満喫
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